妊娠中毒症 についてここだけの話を

■妊娠中毒症について■それでは妊娠中毒症についてくわしく見ていきましょう。妊娠中毒症に関する基本的なことがはっきりしてくると思います。

生理が1週遅れて妊娠反応が陽性となり、さらに1週間後に産婦人科を受診すると、生理が2週しか遅れていないのに、妊娠6週ということになります。妊娠16週（妊娠5ヶ月：受精から98〜104日目）の赤ちゃんは、頭殿長（座高）が108〜116mm、体重は80gほどに成長します。巣ごもり本能といって、赤ちゃんを迎えるにあたって、家をキレイにしておこうという気持ちが働くこともあるでしょう。お産を乗り切るのにも、産後の回復をよくするのにも、そして体力勝負である育児にも、威力を発揮すること閻違いなしです。赤ちゃんのエネルギー源としても大切です。どのような姿勢でいても、逆子となる確率はかわらないようです。

経過が順調の場合でも、中・後期にも1〜2度の血液検査、主に貧血検査が実施されます。「赤ちゃんができたかもしれない」と自分で気づく一番の兆候は、生理が遅れることです。また、口と唇の周りの神経が、鋭敏になってきました。妊娠中のアルコール摂取で胎児アルコール症候群（FAS）といって、障害を持った赤ちゃんが生まれるおそれがあります。助産院なら普通のお部屋で産むのですから、それと同じです。子宮の圧迫がかからない姿勢をとるようにする、急に動かないようにするなどの工夫をしてみてください。

ほとんどの場合は、時間がたてば回復してきますが、産後はパソコンや新聞などで目を使いすぎないようにしましょう。流産のリスクが遠のくのは3ヶ月の終わり頃 しかし妊娠のごく初期は1〜2割の方に流産のリスクがある時期なので、その時期を過ぎてから報告するのがいいのではないかという考えもあります。いつもよりムカムカするなあという程度の軽い人もいれば、つわりの間中寝込んでしまったり、妊娠悪阻（にんしんおそ）といって、つわり症状が悪化し、脱水、栄養障害、代謝障害をきたして入院となるほど重症になる妊娠悪阻（にんしんおそ）になる人も１〜２％くらいいます。性別を知りたいときは、超音波検査をする前か、検査中に「もしわかれば性別を教えてもらえますか」と、尋ねてみましょう。ただし、自然派で産むには、自分の身体を信じ、リラックスして待てる心を本人が持っていることも大事です。ただ、経産婦は陣痛も早めに来ると思っている方が多いですが、これは違います。

妊娠期間は、急激な体重増加や医師のドクターストップがない限り、健康であるならば、体重増加を気にしすぎず、「ダイエットは妊娠中にしない！」と決めて、好きなものを好きなだけ食べていただきたいと思います。妊娠中は体にさまざまな変化があらわれますが、唾液が粘っこく、酸性に変化するのもその一つ。妊娠中から、うすくて透明な初乳が出ることもありますが、乳腺が発達してきているので、自然なことです。超音波検査（初期2回、中期1回、後期1回）妊娠初期は腟から、中期はおなかの上にプローブをあてて子宮内の様子を主に観察します。妊娠中は足がむくみやすいので、靴の大きさを調節できるものがより便利でしょう。ほとんどの妊婦さんは、その中でも特に問題は起こりませんが、中には、5、6カ月あたりから手足を重く感じるようになる人が出てきます。

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